子供靴にも、もちろん人気がありますし、またデザインや機能性で親が履かせたいと思うものとは違ってくることも多く出てきます。
これは子供の自我の目覚めが子供靴に現れたことでもありますから、実は喜ぶべきことであると強く断言してもいいのではないでしょうか。
ただ、現在、子供の人気を集めている子供靴でかかと部分にローラーがしこまれていて、滑って遊べるものがありますが、これはマナーを守らせるべきです。
子供に人気のこのおもちゃの感覚も楽しめる子供靴は実際、場所を選ばなければ危険ですし、他の方にもご迷惑をかけてしまいます。
そこで子供靴になっているハイヒールがあっても、まだ履くには足が安定していないこと、成長を妨げる危険も起き良いことを教えるべきです。

子供靴でも大人顔負けのデザインに仕上がっているものも増えていて、それだけおしゃれに気を配っている子供も増えているということです。
人気のデザインに仕上がっている子供靴を見て、大人はどこが良いのか分からない場合もあり、親の理想とはかけ離れている場合もあります。
ただ人気の子供靴があるという事実は認め、そのうえで子供にとって履きやすく、歩きやすく、走りやすいかを自分で判断させることも重要です。
人気の子供靴が親の目から見て、ばかげていると感じても、ためし履きだけはさせてあげることも、ある意味では子供の自主性を育むことが出来ます。
実際に子供の時期に、どんな子供靴を履いてきたのかによって、大人になってから、靴の良し悪しを正確に判断し、良い靴を選ぶセンスも培われるのです。
そこで服に費用をかけるよりも、子供靴に費用をかけて、人気のデザインなども試しに履いてみさせ、それで判断させる方が現実的なのです。
大人の感性と子供の感性は異なっていることが多く、そこで選ぶ際に人気のものが良いのか、悪いのかの判断が難しくなる場合も起こるのが子供靴です。
ただしこのときに人気の子供靴を大事に履くことを約束させなければならないことを、親の立場であればしなければならないことです。
親の思う良い靴と子供靴の理想が違っている場合、なおさらそれは必要なことになりますし、子供自身もモノの扱い方とモノ選びのセンスを磨けるというわけです。